ARSの約束
正しいスパイクのはき方
スパイクについて
ラグビーでは、プレーヤーが団子になった状態(モール・ラック)で、スパイクが脱げて他のプレーヤーに足を踏まれたりする危険性があります。
しっかり紐を締めていなかったり、紐が解けていると、走っているだけで簡単にスパイクが脱げたりし大変危険です。
子どもの足は成長途中で、1年で約1cm成長します。足に合わないスパイク(普段使用の靴も…)は、骨の正しい成長を妨げたり関節がズレて骨組をがゆがめてまったりします。
購入時や使用しているスパイクもサイズを定期的に、足に合っているかの確認をしてください。
スパイクは、プレー中の怪我防止のための保護具の一つです。
スパイクはきっちりと履きましょう。
- 普段の使用
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スパイクの紐は、
- 結び目に引っ掛からないように、紐を不要に長くしない
- 脱ぐ時は紐を緩め、履く時はその都度紐を締める
- 走っている途中で解けないように、紐はしっかりと強く結ぶ
- 紐が解けた時は、直ぐに結び直す
- 土(芝)以外のところは、スパイクで走らない
- ジャングルジム・移動フェンスなどに乗ったり、ゴールネットに足を掛けたりしない
- 登下校は出来るだけ、運動靴に履き替える
- 普段の手入れ
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- 天候の良い日の使用でも、汚れを乾いた布、軟らかいブラシで落とす
- 濡れたときは、シューズケースに入れっ放しにせず、日陰干しをする
- 切れかけの靴紐は交換する
- 購入
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上等なスパイクは不要です。
- 足が大きくなるからと大きいサイズや勿体無いからと小さくなったスパイクは、足を痛めます。安いスパイクで構いませんので、足にあったスパイクを履いてください。
- 使用できる小さくなったスパイクは、下の学年の生徒さんに譲ってあげてください。
- ラグビー用よりサッカー用のスパイクが多く出回っています。(形はほぼ同じです)
- ラグビー用にこだわらず、足に合ったスパイクを選んでください。(裏が樹脂・ゴム製ポイントなら大丈夫です)
- 紐の締め具合
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スパイクが、大きい場合(A)や小さい場合(C)、図のようになります。
(B)のように締めた時に、足全体が均等にフィットするようなサイズの物をお選びください。 - 紐の通し方
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アンダーラップ
スクール生に推奨
- 着用時に締めやすい
- 自然なフィット感を得られる
- やや緩みやすい紐をしっかり結めば大丈夫
オーバーラップ
(大人の)スポーツ用はこちらを推奨
- 着用時に締めにくい
- 着用中に安定感を得られる
- 緩みにくい