スクラムは以下のように行なう。
① スクラムはフロントロー3人で形成される。
(ゴールラインから5mのスクラムはない)
② フロントローのうち中央のプレーヤーをフッカー、その両側のプレーヤーをプロップという。
③ フッカーは味方両プロップの腕の上からその身体に腕をまわして、しっかりと脇の高さか、またはその下をつかまなければ成らない。
④ 両プロップも同じようにフッカーをつかまなくてはいけない。
⑤ スクラムを組み合う際、双方のプロップは正しい足構えをとり、双方のプロップの腕に軽く触れ、その後穏やかに組み合う。
⑥ すべてのプレーヤーが、頭と肩が腰より低くならないようにまっすぐ組む。(相手方の肩に頭をつける。)
⑦ スクラムを形成するプレーヤーは、スクラムが終了するまでバインドしていなければならない。
⑧ スクラムは「ノンコンテストスクラム」であり、ボールの取り合い、押しあいはなく、ボール投入側が必ずボールを獲得する。ただしボール投入側が誤ってボールを蹴ってしまった場合は、再投入させる。(アゲイン)
⑨ スクラムへのボール投入は、ハーフバックのいずれかが行い、ボールを投入するハーフバック(プッター)は、投入後は直ちにオンサイドの位置に戻らなければならない。もう1人のハーフバック(パッサー)は、ボール投入時に必ずスクラムの後方に位置し、スクラムから出てくるボールを必ずパスしなければならない。
⑩ スクラムから出てくるボールをハーフバック(パッサー)が最初にボールに手で触った時終了とする。
⑪ ハーフバック(パッサー)が故意でなく最初にボールをプレーすることが出来なかった場合、パッサーを越えたボールについては、いかなるプレーヤーもプレーすることが出来る。
★スクラムにおける防御側のハーフバックのオフサイドライン
※防御側のハーフバックはフッカーの身体に手を付け、プロップの身体の線から出てはいけない。
※スクラムから1m以上離れるプレーヤーはハーフバックではなくバックスと見なされる。
★スクラムにおける防御側のバックスのオフサイドライン
※ハーフバックはスクラムから出たボールをパスしなければならない。攻撃側のスクラムハーフがボールを手で触った時、及びそのハーフバックを越えてボールがゴールラインの方向に進んだ時にスクラムは終了する。
★スクラムからボールが出る前に攻撃側のプレーヤーが後方より勢いをつけて走りこみ、ハーフバックからのフラットなパスを受けて突進を試みるプレーは、ペナルティキックまたはフリーキックにおける「キャバルリーチャージ」に相当し、競技規則に反するプレーである。